トランス脂肪酸の体への影響!美容と健康の油生活
ツイートSponsored Link
トランス脂肪酸とは
トランス脂肪酸は、自然界には存在しない脂で、腐ることもなく、代謝されることもない細胞膜に蓄積していく脂肪酸です。
構造がプラスチックによく似ている事から『食べるプラスチック』とも呼ばれています。
液体の油に水素を添加する事で、油を硬くする事ができ、これにより生成されるのがトランス脂肪酸です。
また、溶媒抽出法などの高温高圧で抽出された油にも含まれています。
古くなった油や、酸化した油、高熱を加えた油などにトランス脂肪酸は多く含まれています。
様々な体への悪影響、ガンの誘発や肥満の原因となる恐ろしい脂です。
マーガリンとトランス脂肪酸
マーガリンは、動物性のバターの代わりに液体の油である植物油脂を使って作られています。
この精製過程で、水素を加える事で、液体の油である植物油脂を常温でも固体にできるように硬くしているのです。
もちろん、液体の油に水素を添加しているので腐らず、代謝しないトランス脂肪酸が生成されているという事です。
体の中に入るものが、腐りも代謝もしないというのは恐ろしい事ですね。
トランス脂肪酸のメリット
- メリットと呼べるものが見当たりませんが、トランス脂肪酸を過剰に摂取して亡くなった方は腐りにくいと言われています。
トランス脂肪酸のデメリット
- 狭心症や心筋梗塞の恐れ。
- 老化やガンの原因となる活性酸素を発生。
- 脂質代謝の阻害し動脈硬化を促進。
トランス脂肪酸は各国で使用が禁止されている?!
- デンマーク・・・食品の許容含有量を減らす法律を制定。
- ドイツ・・・マーガリンの製造を中止。
- ニューヨーク・・・マーガリンの販売停止。
Sponsored Link