美容と健康の米油生活！おすすめランキング・選び方と使い方

米油は、抗酸化作用が魅力のビタミンEが豊富なオールマイティーな油です。

米油には、悪玉を減らすオレイン酸と、逆に増やす事になるリノール酸が同程度づつ含まれています。
結果として、あまり悪玉が増えない油だと言えそうです。また、オリザノールという物質を含んでおり、これも悪玉コレステロールを減らしてくれる効果がありますので、リノール酸を含んでいても比較的安心して使える油だと言えます。

米油の特徴として、高い抗酸化作用があります。トコロリエノールという、ビタミンEの40倍の抗酸化力のある物質を含有しており、シミの原因となるメラニンの生成を抑えてくれるので美白効果、シミ、しわの予防、毛穴の黒ずみなど美容効果に期待できる油です。
抗酸化力は油の保存にも利点があり、普段油は光や酸素にふれるだけで酸化して悪くなっていくものですが、なかなか無くならない調理油として酸化しにくいという効果は大きな利点です。
米油を大さじ１杯取ると、１日のビタミンEの必要摂取量７０％を補う事が出来ます。

米油の効用

• 美白効果、シミしわの予防
• 悪玉コレステロールを減らす
• 更年期障害の症状を改善
• 胃腸神経症の改善

搾油方法のチェック！

搾油方法は大きく分けて3通り、『溶媒抽出法』、『低温圧搾法』、『高温圧搾法』。
安価で大量生産されている油は、溶媒抽出法で作られているものが大半です。
溶媒抽出法は、化学薬品を使い原料から９９％の油を搾り取ります。
しかし化学物質を揮発させる為に、油は数百度の高温に何度もさらされ、認知症・アルツハイマーの原因である有害物質（ヒドロキシノネナール）とトランス脂肪酸という毒物を含んだ油になってしまっています。

ヒドロキシノネナールは脳の海馬を委縮させ、腐らない脂肪といわれるトランス脂肪酸は体内の活性酸素と結びつき、さまざまな病気の原因となります。

高温圧搾法は、２００度以上の高温で原料から約60〜70％の油を搾ります。これがよく聞く『一番搾り』と呼ばれる油です。
その後、化学薬品を使ってさらに抽出するのが溶媒抽出法です。
溶媒抽出法に比べると、薬品を使っていない安心出来る油だと言えます。ただし、一度２００度以上の高温で加熱されていますので、ビタミンや風味などは破壊されているでしょう。

低温圧搾法は、原料から２０〜３０％しか抽出できない希少な油です。抽出に時間と手間がかかる為、コストが高くつきますが低温圧搾法で抽出された油は原材料の持つ風味と栄養素を兼ね添えた体に優しい油です。

米油を購入するさいは、圧搾法で抽出されたものを選ぶようにしてください。

米油の成分

• オレイン酸・・・・・39.1%
• リノール酸・・・・・33.4%
• パルミチン酸・・・・・16.9%
• リノレン酸・・・1.6%
• ステアリン酸・・・1.6%

米油は、油のキレが良く
揚げ物に使うとカラッとサクサクに揚がります。また、高い抗酸化力で時間が経っても味が落ちにくいのが米油の利点です。
ご飯を炊く前に、少量の米油を入れて炊くと旨味が増すという使い方もあります。
また、普通にサラダのドレッシングとして生で使って頂く事も出来る万能オイルです。
加熱調理用の油として最有力の油だと言えるでしょう。
また、油切れが良いのも米油の特徴で、皿やタッパーなどに油のベタつきが付きにくい点も料理をされる方は嬉しいポイントです。

米油、おすすめランキング

現在は米ぬかが不足している状況が続き、各社圧搾法で米油を作るのが難しい状況が続いているようです。
圧搾法で作られた米油が売り切れや見つからない場合、安全な抽出法で作られたサラダ油やオリーブオイルを代用として使われた方が良いでしょう。

その他国産商品

• 建築野食品工業・・・・溶媒抽出
• 桑名のこめ油・・・・・・・・圧搾ではない

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