美容と健康における、リノール酸の働きとリスク! | 美容tuku
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ベニバナ油、コーン油、ごま油、大豆油、サラダ油などに含まれてる、不飽和脂肪酸の一種です。
グレープシードオイルは、約65%のリノール酸で構成されています。
リノール酸は体の細胞の材料となり必要なものですが、代謝物として『アラキドン酸』を発生させ、炎症を引き起こすエイコサノイドを生産します。
これが、リノール酸を取り過ぎるとアレルギー症状が悪化すると言われている所以です。
重量の12%以上を摂取するとエイコサノイドが生産されるという事ですが、現状ではエネルギー比率で6〜7%とされています。
大きく懸念する数字ではなさそうですが、現代の食生活ではリノール酸の摂取し過ぎである事は事実なので控える事が大切だと思われます。
リノール酸のメリット
- 毛髪を元気にする。不足すると髪がパサパサになり、抜け毛の原因となる。
- 傷を治す。不足すると傷の治りが遅くなる。
血液をサラサラにする・・・・?!
リノール酸は適量なら血液をサラサラにする効果がありますが、現代社会においては摂取しすぎで逆に動脈硬化の原因になています。
リノール酸のデメリット
- 過剰に摂取すると善玉コレステロールを減らしてしまう。
- 大腸ガンや乳ガンを誘発する。
- 大量摂取でアレルギーを悪化させる。
- クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症を促進させる。
リノール酸は摂取しすぎている!!
リノール酸の、1日の適正摂取量は、【約7g】
現在の日本における1日の平均摂取量は、【約13g】と摂取しすぎなのが現状です。
リノール酸も悪玉コレステロール値を下げてくれる効果があると言われていますが、それ以上に善玉コレステロール値を下げてしまう効果がありますので、血中の善玉コレステロールが減る事で、結果悪玉コレステロールを増やしてしまいます!
穀物や野菜、果物や魚が主食だった日本人にとって、ポテトチップスや肉類、揚げ物などが増えた現代社会において、リノール酸の摂取は、必要量の2倍以上になっています。これが、様々なガンや体調不良、メタボリックシンドロームの原因となっています。
また、バターなどの飽和脂肪酸の代わりにリノール酸の摂取を増やすと、心臓・血管死やその他の原因での疾患死亡リスクが高まると言われています。
リノール酸(n-6系)の摂取を控え、血液をサラサラにするDHAやEPAを含む、青魚・海藻・えごま油・亜麻仁油(n-3系)などの摂取を増やす生活に切り替える必要があります。
リノール酸(n-6系)と亜麻仁油など(n-3系)の摂取バランスは4:1が理想と言われています。
ですが食生活のバランスを崩した現代社会においては、この比率が10:1とも40:1とも言われています。
圧倒的に血液をサラサラにする成分が不足しているのが現状です。
週に3回は青魚を食べる事が望ましいですが、なかなか出来ていないのが現状です。
血液のお薬代わりとして『えごま油』や『亜麻仁油』を1日、小さじ1杯摂取する事が健康維持をする秘訣です。
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