飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸の違い
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飽和脂肪酸(バターやラードなど)
飽和脂肪酸は動物類に多く含まれ、ラードやバターなど常温では固形で存在する固まる油です。
メリット
- 高いエネルギー原となる
- 血管を丈夫にし、脳出血の予防となる
デメリット
- 肥満の原因となる
- 血液をドロドロにし、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞などを引き起こす
- 悪玉コレステロールの合成を促す
不飽和脂肪酸(サラダ油、ゴマ油、オリーブオイルなど)
不飽和脂肪酸は魚類や植物類に多く含まれ、オリーブオイルやサラダ油など常温では液状で存在する油です。
不飽和脂肪酸は、大きく分けてn-3系とn-6系に分かれています。その他n-7,9,10系なども存在します。
一般的に、n-3系は体に良い影響を与えてくれるものが多く、n-6系は体に良い影響を与えてくれるのですが取りすぎると悪影響がでてくるものがあります。どんなメリットやデメリットがあるのかは個別ページを見てみてください。
n-3系
α-リノレン酸
ステアリドン酸
エイコサトリエン酸
ドコサペンタエン酸
ドコサヘキサエン酸
不足すると
- 動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、集中力低下、皮膚炎、発育不良
摂取しすぎると
- 吐き気、鼻血、げっぷ、軟便
n-6系
リノール酸
γ-リノレン酸
アラキドン酸
不足すると
- 動脈硬化、皮膚炎、発育不良
摂取しすぎると
- 動脈硬化、アレルギー症状の悪化
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