イソフラボンで悪玉コレステロールが減少する?!

体内には、体を構成するコレステロールというものが存在します。
コレステロールには、善玉・悪玉と呼ばれる2種類のコレステロールが存在しますが、血中に溜まり脳卒中や高血圧などを引き起こす悪玉(LDL)コレステロール値を下げる事が健康につながるといわれています。
※悪玉コレステロールも体を構成する上で必要な物ですが、相対的に摂取が多すぎるのが問題になっています。詳しくは、トップページをご覧ください。
この悪玉コレステロール値を下げる方法はいくつかありますが、その中の一つとして注目を集めているのが【大豆イソフラボン】です。
イソフラボンって何?
イソフラボンは大豆の胚軸部分に多く含まれる抗酸化物質の一つで、女性ホルモンの『エストロゲン』と似た化学構造と働きをすることがわかり、美容と健康の面でも脚光を浴びている成分です。
イソフラボンの効能・効果
大豆イソフラボンを成人に1〜3ヶ月摂取してもらった所、悪玉(LDL)コレステロール値が減少したという結果が出ています。
その際、善玉(HDL)コレステロール値・中性脂肪値に変化はありませんでした。
健康・栄養フォーラム参照
イソフラボンは女性ホルモン『エストロゲン』と似た働きをしてくれますので、更年期障害の緩和・生理不順の改善・骨粗鬆症の緩和など女性ホルモンが減少した時に起こる体の不調を整えてくれます。
また、美肌効果や育毛効果、抗酸化作用を持つなど美容面でも効果が期待できます。
大豆で悪玉(LDL)コレステロール値が下がる理由?!
コレステロールは十二指腸で胆汁酸とくっつき吸収されやすい形になります。
ですが、大豆たんぱく質を摂取すると大豆たんぱく質が胆汁酸とくっつきますので、コレステロールに胆汁酸がくっつく数が相対的に減少します。
そうする事で、吸収されにくくなったコレステロールは対外へ排出されやすくなります。
その為、体内の悪玉(LDL)コレステロール値は減少するという結果がでています。
イソフラボンの摂取目安量
食品安全委員会によると、1日の大豆イソフラボンの摂取量の上限は75mgとされています。
さらに、サプリメント等での摂取は1日30mgと定められています。
納豆1パックに約36mg、豆腐1/2丁に約30mgのイソフラボンが含まれています。
まとめ
大豆たんぱく質やイソフラボンは美容と健康を維持する為に大きな役割を果たしてくれます。
動物性たんぱく質を大豆からのタンパク質に切り替えると、ビタミンや食物繊維なども同時に摂取できるので、大豆製品を意識的に摂取するようにすると体質改善が見込めるかもしれません。

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